『供給確保医薬品等の安定的な供給の確保を図るための指針(案)』について、意見公募手続(パブリックコメント)が始まっております。
『供給確保医薬品等』とは、対象疾患の重篤性、代替薬・代替療法の有無、服薬患者数等の指標から、供給不足発生を未然に防ぐ必要性の高い医薬品として厚生労働省が指定したものです。
医薬品の安定供給を巡っては、医療用医薬品の1/5が限定出荷・供給停止の状況にあり(2024年10月現在)、患者への医療提供に支障が出ていると言われています。特に後発医薬品(ジェネリック医薬品)の供給不安は数年に渡って継続している状態です。
この意見公募手続は、後発医薬品の安定供給に関するものではありませんが、供給不足が生じた場合、国民の生命及び健康に重大な影響を与える医薬品の供給に係るものです。
どなたでも投稿することができますので、幅広いご意見をお寄せください。
詳細と意見入力はコチラから(e-Gov)
公募期間は10月28日までです。
※意見公募手続は意見の多少により判断される手続ではありません
※同一の方からの大量投稿はご遠慮ください
意見公募手続
意見公募手続とは、行政手続法に基づき、行政機関が命令等を定める当たって、事前に命令等の案を公示し、その案について広く意見や情報を募集するための制度です。行政機関は提出された意見を十分に考慮することとされています。